2014.06.14
離婚の法律相談の際に、弁護士が考えることをいくつか挙げてみたいと思います。
まずは、①離婚そのものです。相手に離婚の意思があるのか、離婚原因は何か、などです。
②慰謝料です。これは、離婚原因を作り出した一方が、相手方の精神的な苦痛を慰謝するために支払う賠償金です。
③財産分与です。これは、夫婦で築き上げた共有財産を半々にして清算するというものです。たまに、慰謝料と財産分与を混同される方がいらっしゃいますが、別のものなので注意が必要です。
④子供の親権や⑤養育費、⑥面会交流です。養育費は、ある程度の基準(相場)があります。
あと、⑦年金分割や⑧別居している場合は、別居中の生活費の問題(婚姻費用分担)などを主に検討します。
弁護士の離婚法律相談では、これらを検討できる事情を中心におうかがいさせていただきます。
また、お客様には、結婚の際、氏を変えたのであれば、子供も含めて、⑨離婚後の氏をどうするか、を考えていただくことになります。